今村順平さんの日記

(Web全体に公開)

2014年
10月20日
01:03

俺の歴史にまた1ページ~その3~

遅くなりましたがいよいよ決勝自戦記いきます!
ここまでのポイント状況は
今村+107.7
山舗+91.6
三上P+59.6
井出P+58.5
現実的な条件があるのは山舗のみ。
とはいえ、その山舗の条件は1順位+9,1P。満貫ツモ、親なら2600オールツモ一発でほぼ満たされてしまうため決して楽とはいえない状況。
ひとまず山舗の条件を「跳満ツモ」くらいにする事を目標に据える。
そう「リードは守るものではない、広げるものだ」作戦です!


というわけでまずは東1局
南家三上Pのリーチに対し

三三三五六七(11234)34  ドラ5

で追いかける!
当面の敵山舗の親番という事で静観し行方見守る人も多いかもしれないが
・二人で親を流す方がいい
・三上に放銃する分には同じ点数あがり返すだけでOK
・ドラ待ちなのでドラで放銃するという最悪がない
という3点で僕はリーチを選択。すぐに三上がドラを掴み2600+リーチ棒ゲット。


東2局はリャンメンリャンメンのイーシャンテンからカン→リンシャンでテンパりリーチ→一発(ないです)ロン
と非常にいい感じ。
ただこの局牌譜を見てみると親の三上Pが僕のリーチの前巡にタンピンをテンパイしてヤミテンにしていた模様。
リーチをされていたらカンはともかくリーチはできていなかったと思うので助かったなという感じはします。


東3局の親番
すんなり先制ドラ1リャンメンテンパイが入りもちろんリーチ!
これはあがれなかったものの誰も歯向かえずうまい事テンパイいれれるものもいなく一人テンパイで3000点ゲット。


次局、自分で出したリーチ棒はちゃんと回収に向かう!
2巡目の中ポンから入り電光石火のこのテンパイ

九九(678)45 中ポン 789チー

しかし山舗からリーチが入り一発で掴んだのが(6)。ピンズは一枚も切れていないため厳しい…ドラも全く見えてないしなぁと中抜きで撤退。
案の定山舗の一発目のツモは3…。その後山舗が(5)で1300-2600のツモアガリ。


これで一旦山舗にこの半荘の点数でまくられ少しムードが悪くなった東4局。

一一三五(123789)456 ドラ五

の手をヤミテンに構えた直後に井出Pの9ポンが入りツモ六
四-七は場に0(表示牌に1枚)
ここでも僕の選択はもちろんリーチ!
ポイントは9ポンの親の井出Pの仕掛けがホンイツっぽくない事
八北(1)西白(2)(4)8135
つまりドラマタギの四-七は黙っていても山舗・三上の二人からは簡単に拾えないだろうというのが一番の理由ですね。
結果は僥倖のハイテイ(あります)ツモで2000-4000!
これで優勝がかなり近づきあとは南場一周残すのみ!


南1局、勢いはもう止まらなかった

五六六七八(556677)66 ドラ四

『テンパイがさっせられたか』(※15巡目です)
と残念ながら決定打はあがれなかったものの嬉しい嬉しい山舗ノーテンでの親落ち。

続いて南2と南3も親ノーテンで流れた&流したんですが南2局その1の11巡目

二三(123789)12367中 ドラ中

ここからもちろん生牌の中をバシーン!!とやったりました!
この状況だともう親を流せるのは僕しかいない、そしてどこに鳴かれてもオリさえすれば大勢に影響はない(仮に親の三上に4000オールつもられても山舗がより苦しくなるだけ)というのが大きいですね。


さぁそしていよいよ迎えたオーラス!
条件は
今村…あがるだけ
山舗…倍直
三上…役満直
井出…とりあえず連荘
とこんな感じ。

とここでこの日、一日順調にあがり続けてきた順平さんの手が枯れます。
そして井出Pの猛連荘が始まります。

この連荘中に、この二日間で唯一後悔している一打がこちら

4本積んだ井出Pのリーチを受け

六八(11345)666789 ドラ(3)

で追いかけリーチ。
思考としては
・余裕があるうちにギャンブルしときたい
・ドラ2枚見えているから打っても大怪我はしないかも…
というのがあったのですが、これは後から考えると「早く楽になりたい」という逃げのリーチでしかないですね。

実は決勝戦を迎えるに当たって考えていた事として、もちろんまず第一には「優勝したい!」というのがあったんですけど、できれば「6連勝優勝したい」っていうのと「最後はリーチツモで決めたい」っていうのがあったんですよ。
この大会の1週間前に最高位戦クラシックという大会があり、そこで最高位戦の村上淳選手が優勝したのですが、これがクラシックルールなのに最終局「リーチツモ」で優勝を決めてるんですね。

このリーチは結果井出Pへの3900放銃となったのですが、今ではこれを咎めてくれた井出Pに感謝しています。
「こんなリーチが勝ち牌譜として残ってしまうとね!」ってやつですね!


決着がついたのは南4局、その7でした。

二二七八九579西西西發發 ドラ6 ツモ6

8巡目にリャンカンがずばっと埋まりテンパイ。
發ならダマであがれるしツモでもOKなのでダマ派も多いか?しかし井出Pが第1打三、ここがほぼツモ切るであろう二をとらえれないのは痛すぎる!
と決勝戦6本目のリーチ棒を投げると…

「きたぜ・・・ザラリと」

ツモ發!
そう!こういうリーチツモで決めたかったんです!
という訳で最後は『三冠王 村上淳』の麻雀!で締め!


12年前のμカップin京都で競技麻雀の面白さを知った青年は、その後、最高位戦に入り色々な選手と知り合い勉強し吸収しなんとか一つタイトルを取る事ができました!
この12年間で関わってきた全ての最高位戦選手、全ての競技選手、全ての麻雀を愛する人に「ありがとう」と伝えたいです!

そして優勝した日に村上さんから来たメールが

「お互いまだまだ強くなれると思うんで一緒に頑張ろう!!」

でした!
これからも日々研鑽し、麻雀界の発展及び自身の雀力向上に努めたいと思っていますので見守ってやってください!


では最後にもう一回勉強会の告知!

10/25(土) マーチャオα(四条烏丸店)
14時~18時くらいまで
今村順平と友添敏之による牌譜検討勉強会を行います!
基本は準決勝の牌譜を再現しながら二人が思考を語るという感じですが、もちろん質問ダメ出しなども大歓迎です!
参加費は一般:2000円、競技団体所属選手1,500円、最高位戦選手1,000円とさせていただきます!
前もっての参加申込などは必要ありませんがいってくれると嬉しい感じです!
それではよろしくお願いします!
イイネ! (3) boss微糖。  楽鏡 船虫  しろね